「ゴシック&ロリータ幻想劇場」
*「ゴシック&ロリータ幻想劇場」(角川文庫)
読みました。掌編が20篇。オーケンワールドって感じです。
「ゴシック&ロリータバイブル」に連載してたもの。
ふむー掌編をたくさん書くのもけっこう大変そうだよね。
なかなかバラエティに富んでいます。
「二度寝姫とモカ」が好きかなー。
のび太のおばあちゃんが、未来から来たのび太のことをのび太だって信じてくれる話を思い出した。
泣ける。
ホームズとか乱歩パロが出てくるのも興味深いね。私はミステリ好きなので。
はげちゃった元バンドマンのおじさん(?)が出てくると、これは自虐ネタ?と思ってしまった。
今はどうかわからないけど、ハゲ始めはやっぱりちょっとは気にしてたと思う。
こちらとしても目のやり場にこまる感じがしたし…。
若い子向けのショートショートだから、小説として評価はしにくいかな。
イマジネーションの豊かさは感じるし、もちろんオーケンの世界観は大好きです。
独特の言い回しも当然好き。
でも、筋少や特撮の歌詞を連想させるような単語が散りばめられているのは、
私は素直に喜べないんですよねー。
安易に使って欲しくないっみたいな気持ちかな。
バンドの曲は、オーケンひとりのものじゃないのになーっとも思うし。
元々オーケンのインナーワールドから発生している言葉だろうし、
どこまでが意図的なのか、区別はつかないけどね。
このひとりメディアミックス作戦は。
うーん、新人のジャケ絵が小説キャラなのとかはけっこう嫌かも。そう考えてみると。
公私混同???ってものちょっと違うけど、
小説は小説、筋少は筋少であってほしいようです。
追記。
乱歩パロは「花火」に収録されてたんだー。今気づいた。
「妖精対弓道部」「戦国バレンタインデー」も好き。




