本の感想

April 20, 2015

ゲームブック

「聡明なスパイは耳がいい」終了。
ヒントがあるとつい見てしまうよ。サクサク進めるのはありがたいか。
CD聞くのは最初は面白かったけど段々面倒になったという感じ。
くるりは好き。

最後の謎は特に感動しなかったなぁ。
別の本との関連付けは、気付いたときニヤッとできるけど、あざといとも思う。
(そこまで世界観がどうこう思ってないし)
ストーリーも悪くなかったけど。

大謎で一番感動したのは人狼村なんだよなぁ。
でも数日間楽しめて、自力で解けてスッキリして、満足満足。

August 06, 2014

有栖川

久々に読んだら面白かった
有栖川有栖。
文章が好きなのかな
登場人物が好きなのか
根本的なところが何か肌に合うんだろう
闇のらっぱ。漢字出ない
ジュブナイルだったけど普通に面白いよ

いわゆる本格ミステリがどうしても読みたい気分だった
直前に読んだ本格は何か覚えてもいないなぁーーいつだ??

本格欲もそこそこ満たされた
ちがうな
ミステリとして面白いというよりは、探偵に対する愛が心地よかったんだ

そーだ。探偵愛だ。
非現実的だったり陳腐だったりするのはわかっていてもそれでもどうしても探偵というものが好きなんだ
そこがよかった
探偵も好きだし、
どうしようもなく好きだってものを持っている人が好きだ

あとは、なんか優しいんだよね
有栖川さんは。
うまく説明できないけど

押しつけがましさいやらしさを全く感じさせない、というのは、ある程度以上の地位や年齢の男性作家ではかなり稀有な気がする

あー思い出した
面白くないのもあった
女王国の城?あと作家有栖の何かも
読んでないのもあるなー

でもやっぱり好きなのはわかった
他人に薦められる面白さじゃないんだけど、私にとっては必要な作家さんだった
そう思えてよかった
また読むよ

January 25, 2013

まとめて。

去年30冊くらいしか読んでないのね。ハリポタはもっと前かと思ってたら2012年だったのか。

ハリポタも面白かったのですが、なんといってもミレニアムがすごかった。100点満点中300点くらいの面白さだと思った。
超弩級の大型新人登場だ!!とワクワクしたのと、もうすでに作者が亡くなっていることを知ったのがほぼ同時だったので、複雑な気分だったな。
今でも本当に残念に思います。
諜報ものっぽくもあり、お仕事小説でもあり、恋愛要素もあり、いろんな要素が詰め込まれていて、それのどれもがレベルが高くてきちんと収束しているところが素晴らしい。
1作目の「ドラゴンタトゥーの女」は、特に本格ミステリ度高めで大好きだ。
キャラクターも魅力的で内面までしっかりと描かれているので、シリーズものとして申し分ないんだよねー。多少中身の密度は薄くなってもリスベットの過去や未来に興味があるから完結するまでずーっと追いかけ続けたかったな。

文庫も2011年に全部出てたのか。でも私の中では2012年のベストだ。

あと楽園のカンヴァスも双頭のバビロンも面白かった。
ハードカバーで当たりだとすごくうれしいかも。

そんで64(ロクヨン)も当たり。読んでよかった。
なにがすごいってやっぱり筆力。これに尽きると思う。
だって地味な話なんだよ。主人公・三上にとってのメインの出来事は、警察庁長官の訪問をつつがなく終えること、だもん。それに昭和64年に起きた未解決の幼児誘拐殺人事件(通称ロクヨン)と、三上の愛娘の失踪が絡んでいくんだけどね。
舞台は「影の季節」と同じD県警で、二渡も出てくる。両作で庁舎の建て替えがどうのこうのって言ってるから時期も近そう。二渡と同期の三上・・・今気付いたけど漢数字でつながってるんだな。
それでもこの長編をほぼ一気読みさせられてしまうのは、ひたすら上手いからだと思う。
共感とか応援とかではなくて、ただただ主人公の心情をトレースしてしまう感じかな。感情移入というのでもなくて同化させられてしまうような。ほんとに上手いと思う。感情の表現がすんごい細かいんだよ。
長官の訪問等が片付いたとこで終わるんだけど、まだ問題はいくつも残ってて、予想がつくとこと付かないとこがある。そのへんの決着の付け方が若干納得行かない気もしないでもない。主人公は吹っ切れてたけど、自分として考えてみれば全然吹っ切れない。ま、そこは仕方ないか。
キャリアとノンキャリアの対立みたいなのって、以前は踊る大走査線のイメージだったけど、今はキャリア組ってのは電力会社幹部を思い浮かべるようになったな。人を人とも思わない。
その辺の人種に嫌悪感があるので、組織の利益の為だけに働くのとか、天下りとか業者との癒着とかもなんか嫌なんだよねー。スタッフ部門てなんかイヤだわ。
それでも面白かったのがすごいです。

いや、事件もちゃんと起こるし意外な展開とかもあるしプロットも素晴らしいんだよね。練りに練られているんだよな。満を持しての7年振りの長編だもんな。
捜査一課長の松岡がかっこよいです。

June 13, 2011

読了。

*「プリンセス・トヨトミ」
面白かった。
あとがきは蛇足に思えた。大阪への愛は作品から十分伝わってた。

登場人物もみんないいよ。
応援したくなる。

似合わないセーラー服姿とか、似合い過ぎるジャージとか、想像すると笑える。

トランスジェンダーへの認識はちょい甘いとは思ったんだけどね。まわりの人たちのあったかさは泣ける。

非現実的なとこも気にならず楽しく読み終えられてよかった。

男は男だけの秘密のつもりでいるが、女は知っていて知らない振りをしてあげているんだ
ってのは、あんまり好きじゃないなーと思った。
マザコンっぽいぞ。

映画も面白いんじゃないかなぁ?

追記。
「旭」ってのは秀吉さんの妹の名らしい。映画は最後のあたりはどうしてるんだろうな。
鳥居が女の子ってのもかわいくていいと思う。

大阪城はそんなに市内のあちこちから見えるものなのかなー?と思ったな。
あれ?府?市??どっちだ
隣の市との境目の人とかには絶対気付かれるよなぁとも。

May 05, 2011

メモ。

うーん。
楽しめなくて残念だ。
まず女性キャラと子供が鼻についた。
そしたらみんなイヤになってきた。

リアリティがなくって全員同じような思考回路で似たようなしゃべり方するのが気持ち悪いんだ。

映画とかが好きなのか。村上春樹の影響はよくわからない。どっちもビートルズだなってくらいで。

逃亡生活がラクでないことは、ちょっと前に某手記で知られてしまったな。

いい歳した大人の学生ノリが嫌いだ。
それに尽きるかも。

メモ。

ゴールデンスランバー読んだ。
面白いけどやっぱり描写が好みじゃなくて、徐々にツラくなった。

解決してないしな。
映画も同じ結末なのかな。

またもやストライクゾーンの狭さを自覚させられてしまったな。
アヒルと鴨よりは数段面白かったのになー。

でも会話の不自然さとかが受け入れがたいのだから仕方ない。
1日で読んだ。

October 02, 2010

虐殺器官。【もばいる】

イッキに読了。もったいないのでもう一度読もう。
濃かった。SF読んだのいつ以来?んーSFの定義は?

かなり売れてるので読んでみましたが、これはもっと売れて欲しい。
作者が若くして亡くなっているのは本当に残念だ。

いろいろ高度すぎて内容に対する感想はちゃんと考えないと書けない。

虐殺器官ってタイトルの意味は深く考えずに読み始めたが、そのものズバリのタイトルだった。

とにかくすごいインパクトだ。読んでおいてよかった。

September 27, 2010

理。【もばいる】

理科雄は本名です読了。
電車に乗ればすぐ読み終わる。
高校生向けの新聞のコラムだった。
筆者は素敵な高校時代を過ごした人なのだろう。


私は?たいしたことしてないけどそれなりに楽しかったと思ってます。


しかし私がTVで見た、ハイジのブランコがどーのとか、サザエさんのEDの三角屋根の家がどーのとか言ってた人が柳田理科雄とは別人らしいのが不思議。弟子かなんかなの?
っつーか空想科学読本あんま真面目に読んだことないんだよね。

July 28, 2010

天地明察。

*「天地明察」 冲方丁 角川書店

借りて読みました。
”暦を作った人の話で江戸時代のプロジェクトXみたいな感じ”と耳にしていた。
読み始めると、暦にたずさわるまでもけっこう長い。
読み終えて思ったのは、伝記っぽい。(主人公は実在の人物らしい)
そう思った理由は多分2つ。
地の文が、基本、現代人目線なのであの時代に入り込みにくい。
突っ込んだ心理描写がないので、主人公への感情移入もしにくい。
主人公に自分の夢を託すおじいさん達の方に感動したなぁ。
その辺は、つまらないわけではないんですね。
私が頭弱すぎて、数術とかのすごさを理解できないのってもあるだろうし。

でも私は伝記ではなく小説が読みたい。
物語の世界に耽溺したいんだよなぁ。

May 04, 2010

メモ。【もばいる】

使命と魂のリミット。
不覚にも、ちょっと感動してしまった。
不覚にもと思ってしまうのは私がひねくれているからだろうけどなー。
なんかモヤモヤが残るんだ。

容疑者Xか。私の中の東野最高傑作は。
うーむ本格というか狭義のミステリが好きなのはもう染み付いている。

チームバチスタとはどちらが先なんだろ?
後で確認。
(確認したところ、使命=2006年12月発行、バチスタ=同年1月発行。
 書き下ろしなのかわからないけど、単行本としてはこっちが後発。
心臓外科流行していた年なのか?)

モヤモヤを挙げる。
犯人の行動(復讐な仕方)に無理がある。
看護婦が都合が良すぎる。(違反行為をしたり倫理的だったり)
主人公と親との関係も不自然でリアリティ(=説得力)がない。
父親が死んですぐに母親が別の男と恋愛関係になったら、娘が2人に生理的嫌悪感を抱くのは当然なのに、なんのフォローもして来なかったってひどい。
息子だったら娘より意思の疎通が難しい気がするし、もう少し納得しやすかったかも。職業的に尊敬できる人物だと知って祝福できるようになるのも、男性の方が自然じゃないかね。
関係者が過去につながりあり過ぎって気もした。バイクの話はやり過ぎ感あり。


とか、こういうことが気にならないくらい面白い小説が読みたいわー。

東京島はよかったよ。
期待しないで読んだのがよかったのか。
逆ハーレムでみんな発情してドロドロした話なのかと思ってた。桐野作品ってそういうイメージ。

実際はサバイバルの話。女が生き抜くためには、性を武器にもする。
キレイごとが通用しない世界だから面白いんだなー。

私がもし無人島に漂着したらどうなるのか想像つかない。あんなにたくましく生きられるとは思えないなー。

やっぱ若手作家より名の知れた人の作品の方が読み応えあっていい。
東京島は、雑誌「新潮」掲載なので、純文学ならしい。
カテゴライズはよくわからん。
そう、島で殺人事件が起きるのかと思ってたら違った。

面白かったけど、他の桐野作品も読んでみようとはあんまり思わない。現実のドロドロした話はめんどくさい。


うーん、どうせご都合主義なら果断みたいにファンタジーにしちゃえって感じかなぁ。
なんかあざとい。
無理矢理感動させようとしないでいいのにと思う。
感動とミステリ的な様式美とどっちも成立させるのは不可能に近いと思う。
様式美に感動することはある。
容疑者Xは、ミステリファンを様式美で感動させ、一般読者を物語で感動させたのがすごい。

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